小田原市内各所で10月1日、小田原市社会福祉協議会(小田原市久野)による「第70回共同募金運動」が始まった。
同日行った街頭募金活動には約350人のボランティアが参加。会場には、小田原駅前にある「錦通り商店街」営業部長のマスコットキャラクター「ニッキー」も駆け付けて募金を呼び掛け、46万円が集まった。
同協議会では現在、今回からの新たな取組みとして、「いつもの食事でおだわらの町が良くなるしくみ」をキャッチフレーズに、地元飲食店と連携した「おだわら赤い羽根食堂」を行っている。参加店舗の対象メニューを注文すると、一定額を店から「赤い羽根募金」に寄付する仕組みで、食べることで寄付につなげるのが狙い。
参加店は、「フレスポ小田原シティーモール」(小田原市前川)内の「SUBWAY」「ぶらんとん」「CHABUTON」「パスタQ」の4店舗。
参加店舗を運営するアイ・プラン(小田原市栄町)の栗田康宏社長は「赤い羽根募金を通じて小田原の福祉活動を応援したい。今後、『おだわら赤い羽根食堂』に参加する飲食店が増え、飲食業との協働の形として広がってもらえれば」と期待を寄せる。
「共同募金運動」、「おだわら赤い羽根食堂」は12月31日まで。