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小田原フラワーガーデンで原木シイタケのイベント おいしさに驚きの声も

原木からシイタケを収穫

原木からシイタケを収穫

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 小田原フラワーガーデン(小田原市久野)で11月19日、「今が旬!原木シイタケをもいで食べよう!」が開催された。

しいたけの主張

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 原木シイタケの魅力と味を知ってもらうことを目的に開催された同イベント。企画・実施に当たっては、岩手県から静岡県までの原木しいたけの若手生産者が立ち上げたグループ「原木しいたけ復活ネットワーク『森のゆかり』」の協力で実施された。

 シイタケの発生の仕方、おいしい食べ方、見分け方などを、同グループメンバーで峯自然園(小田原市久野)の一寸木(ちょっき)修二さんが講師となって解説した。その後、ほだ木(約60本)が並んでいる温室へ移動。1組20個のシイタケを収穫。その場で鉄板で焼いて、醤油をかけて試食した。アツアツのシイタケを食べながら「香りが良い」「肉厚で美味しいのは初めて」などの声が上がり、子供から大人まで楽しんだ。

 一寸木さんは「原木シイタケのほだ木は、里山で採れるコナラなどの木を利用しているため、原木シイタケを栽培することで、里山を守ることにもつながる。このイベントで、原木しいたけの魅力を知っていただき、みなさんの食卓に並ぶ機会が増えるとうれしい」と話す。

 主催した同園・園長の八木量子さんは「今回のイベントで収穫しきれなかったしいたけは、小田原の自家製天然酵母パン店「Desture(デスチャー)」の協力を得て、『しいたけの主張』という名の商品を作り、11月23日に販売する。こちらもよろしく」と呼びかける。

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