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小田原・地下街に「田むら銀かつ亭」 「豆腐かつ煮定食」看板メニューに

豆腐かつ煮定食(写真=松下善彦)

豆腐かつ煮定食(写真=松下善彦)

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 「箱根強羅 田むら銀かつ亭」が、12月27日に小田原駅前地下の「HaRuNe小田原店」(小田原市栄町TEL 0465-22-8989、)に出店して2カ月を迎える。

オープン時の店頭の様子

 創業者の田村音松さんが、旅館「銀水」の勝俣社長から引き継ついだ同店。銀水の「銀」と、勝俣の「かつ」から「銀かつ亭」と店名を残すことが条件で引き受けた背景もあり「田むら銀かつ亭」としてスタートしたという。

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 看板メニューは「豆腐かつ煮定食」。2代目店主の田村洋一さんによると、ある日、地域の豆腐店「銀豆腐」で厚揚げを見て「豆腐かつ」を思いつき、メニューに入れたが、当初はあまり注文がなかったという。「当時、母は年齢のせいもあり歯を悪くしていた。食事は、おじややおかゆの生活を強いられていた。そこで、豆腐かつをカツ丼風に味付けして母に出すと大変喜び食べた。こうして豆腐かつ煮定食が誕生した」と振り返る。

 その後、豆腐かつ煮定食が話題を呼び「わざわざ箱根・強羅まで訪ねてくるリピーターも多くなった」と話す。行列のできる繁盛店は母への思いから始まったと言える。

 小田原駅前地下への出店について、田村さんは「強羅まで来てくれるお客さんが多い中、小田原に出店していいのか考え続けた」と話す。結果として、来店客の違いがあり、より多くの人に味わってもらうことができたため胸をなで下ろしたという。

 小田原駅前地下の「HaRuNe小田原店」には、観光客のほか、小田原市民やビジネスマンの姿も多い。「強羅と同じ味を食べることができた」「仕事で三島へ出掛けた帰りに小田原で降りて食べに来た」などの声もある。

 田村さんは「豆腐かつ煮定食のほか、『小田原御膳』も好評。今後も喜ばれる味を提供していきたい」と意欲を見せる。

 営業時間は11時~22時。

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