社会福祉法人永耕会「デイセンター永耕」（小田原市曽我岸）が運営するパン店「パン工房ジョイ」が1月11日、とり年にちなんで「煮卵パン」の販売を始めた。

大ヒットとなった前作の「ラーメンぱん」

　同店ではこれまで、「食べておいしく、見て楽しい」をコンセプトに、「ラムネあんパン」、「コーヒーあんぱん」、「ラーメンぱん」などを開発。インパクトある姿とユニークな味が好評を得ている。

　「煮卵パン」は、煮卵を丸ごとパン生地でくるんだ商品。卵の味を生かすために試作を重ねたという。開発を担当した三浦昌弘さんは「ボリュームがありながらさっぱり食べられる」と自信を見せる。

　同商品は、同法人が運営する「shop らぼ」で販売したところ、「卵がしっとりしていておいしい」「毎回、珍しい味が楽しみ」など客からの評判も上々という。

　三浦さんは「手間がかかるため、当面は1日10個の限定販売になるが、徐々に製造個数も増やす予定。ぜひ味わっていただければ」と呼び掛ける。

　価格は150円。