小田原市内の郵便局で1月27日、「曽我の梅林」をモチーフにした切手シートの販売が始まった。
52円切手5枚と82円切手5枚の計10枚を組み合わせた同商品。曽我で行われる流鏑馬(やぶさめ)、富士山をバックに咲き誇る梅の花など、「梅まつり」にゆかりある風景のほか、桜やミカンなど曽我の四季折々の風景を採用している。販売数は限定1000セット。
同風景は、小田原市上曽我在住の柏木茂高さんの写真作品。柏木さんは写真が趣味で曽我に限らず小田原のさまざまな風景にレンズを向けている。地域の記録として貴重な作品も多い。
柏木さんは梅まつり開催期間中、上曽我にある「柏真館(はくしんかん)」と名付けた農作業小屋で写真展を開く。会場では柏木さんの作品をはじめ、小田原の梅に関する歴史などの資料も展示する。
入場無料。柏木さんは「梅まつりに来場の際にはせひお立ち寄りいただければ」と呼び掛ける。