小田急グループの箱根ロープウェイは8月16日、箱根大文字焼きに合わせ夏の特別運転として「夜間納涼運転」を実施する。

　同企画は新型ロープウエーを導入した2002年から毎年行っているもので、運転区間は早雲山～大涌谷間（往復約20分）。ゴンドラからは強羅、宮城野の夜景のほか明星ヶ岳（923メートル）に浮かび上がる箱根大文字焼きの「大」の字や、箱根強羅夏まつりの花火が楽しめる。

　当日は、箱根ロープウェイ早雲山駅で18時から「餅つき大会」を行い先着100人に振る舞うほか、19時からは先着50人による「スイカ割り大会」も予定している。併せて、早雲山駅前に無料駐車場（100台）を開放する。

　索道事業部営業課の相川さんは「早雲山駅前の展望台からの景色もおすすめポイントの一つ。夏の思い出としてぜひ夜の空中散歩を楽しんでもらえれば」と話す。

　運転時間は18時～20時30分。料金は大人＝820円、小人＝410円（乗り放題）。乗車は早雲山駅のみ。