小田急グループの箱根登山バス(小田原市東町)が4月8日・9日、「ターンパイクお花見バス」を運行する。
小田原駅と芦ノ湖の箱根町港を「MAZDAターンパイク箱根」を経由しノンストップで結ぶ同バス。
MAZDAターンパイク箱根は、小田原市から箱根町大観山までを結ぶ有料自動車専用道路で、春には道路に覆いかぶさるように成長したソメイヨシノ、ヤマザクラ、マメザクラなど約1000本の桜が咲き誇る花見の名所で「桜のトンネル」と呼ばれている。
お花見バスには、大きな天窓が特徴の「スカイライト」車両を使い、沿道に咲き誇る美しい桜のトンネルが楽しめる。所要時間は通常の運行ルートより約25分短くなるため、箱根周遊の目的地を目指す足としても便利なバスとなる。
同社運輸部の伊藤三郎さんは「桜を鑑賞していただくために、MAZDAターンパイク箱根をバスで運行するのは初めての試み。桜鑑賞と快適な移動を両立できる『ターンパイクお花見バス』にぜひ乗車していただき、桜咲く箱根旅行を楽しんでいただければ」と呼び掛ける。
小田原駅9時発、箱根町港9時40分着の一日1便運行。運賃は、大人=1,180円、小人=590円。「箱根フリーパス」「箱根旧街道1号線きっぷ」利用にも対応する。