三方を丹沢山塊(かい)に囲まれた秦野の桜が見頃を迎え、多くの人々でにぎわいを見せている。
秦野市の中央運動公園、弘法山公園、はだの桜みちは「三大桜スポット」といわれ、丹沢の山々や富士山と競演する「桜」景色を楽しむことができる。中央運動公園は水無川沿いに約1キロにわたって桜並木が続き、丹沢山塊や富士山を借景にして河川敷での花見が楽しめる。弘法山公園には約1800本のソメイヨシノ、50本のオモイガワザクラなどが植えられており、山全体が桜色に染まる。はだの桜みちは、西大竹から堀山下まで(県道62号・西大竹交差点~県道706号・新橋交差点)続き、神奈川県で一番長い6.2キロの桜並木となる。
4月10日現在、「中央運動公園・カルチャーパーク前 水無川沿いの桜」と、弘法山公園の桜は満開。「はだの桜みち」の桜も七~八分咲きで今週が見頃となっている。