小田原の「丸太ストーブ」ブランド化で販売加速 間伐材の利用促進めざし

「きこり新月の丸太ストーブ」

「きこり新月の丸太ストーブ」

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 間伐、枝打ち、下刈りなどを手掛ける「林業 新月」(小田原市早川1、TEL 0465-25-2811)は、間伐材の有効利用する一環として提供してきたロケットストーブなどを「きこり新月の丸太ストーブ」としてブランド化する。

構想を練るアーティストの中村千代乃さんと下田節さん

 昨年夏の発売以来、多くの問い合わせがあった「間伐材ロケットストーブ」と「間伐材ろうそく」を「きこり新月の丸太ストーブ」のブランド名に一本化し本格的な販売体制をそろえる。

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 昨年より、効率の良い火力、燃焼継続時間、安全性、キャンプ環境での実用テスト、災害を想定した環境での実用テストなどを繰り返して実施。その結果、間伐材の乾燥方法や、穴の開け方、切断の角度などの改良を加えて品質の高い丸太によるロケットストーブが完成した。

 併せて、楽しく保存できるように、アーティストの中村千代乃さんと連携して、絵やイラストを施した商品も開発。アウトドアイベントなどで披露したところ好評で、「ベランダに置いておきたい」「室内で椅子として使う」などの声が寄せられている。中村さんは「木に書いていると不思議な気持になる。書いた絵が生きているようになる。とてもうれしい作業」と書きながら笑顔を見せる。

 事業を推進する同社の下田節さんは「『新月に切った木は虫がつかず腐りにくい』と言い伝えられている言葉から社名をつけた。私たちのなりわいは森で生きてきた『きこり』。森の中で生き続けてきた木を有効活用していきたい。『火の暖かみは命をつなぐつなぐ』と言われているので、キャンプなどのアウトドアで使うほか、災害用としても役立たせてもらえれば、木が一番喜ぶ」と話す。

 価格は、サイズ大=2,500円、サイズ中=2,000円。

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