小田原「第53回小田原北條五代祭り」が5月3日、小田原城で行われ日本屈指と言われる武者行列が市内をパレードした。
高島政伸さんは、NHK大河ドラマ「真田丸」でも演じた四代北条氏政で登場
戦国時代に、五代約100年にわたり関東に君臨し、領民の安寧を理想とする国づくりをおこなった北条氏を称える同祭り。小田原市最大の祭りで、市民や観光客でにぎわいを見せた。
出陣式は小田原城銅門広場で行われ、12時30分から川崎市消防音楽隊、陸上自衛隊第1音楽隊による演奏でスタートした。開会セレモニーでは、武者隊出陣式 武者揃え太鼓、鉄砲衆による軍神勧請の砲、出陣の砲、武者隊出陣などが執り行われた。
注目は、北条五代歴代の城主も登場する武者行列。小田原ふるさと大使の合田雅吏さんが北条早雲役として出演。さらにNHK大河ドラマ「真田丸」で四代北条氏政を演じた俳優の高島政伸さんが氏政役で登場した。音楽隊や神輿(みこし)など「まち衆隊」も参加し、総勢1700人の壮大な歴史絵巻が市内の各所で展開された。
第1子懐妊の報道があった高島さんには、沿道から「おめでとう」「お幸せに」などのかけ声がかかった。高島さんは丁寧に会釈で返礼を繰り返し幸せ感があふれるシーンが続いた。