7月8日に開催される「女子アジアラグビーチャンピオンシップ2017・女子日本代表 対 女子香港代表」の第1試合に向けて7日、女子日本代表チームが1時間のチームランで最終調整を行った。
新玉小学校の5年生と交流イベントで小学生から元気をもらったサクラフィフティーン
10時より始まった前日練習。8月にアイルランドで開催される「女子ラグビーワールドカップ2017」のためにも「女子アジアラグビーチャンピオンシップ」の香港戦での勝利を手にしたい女子全日本代表チーム。5日より行われた直前合宿の成果を披露する試合となる。
練習後に有水剛志ヘッドコーチは小田原・城山陸上競技場での合宿での成果を総括し、「選手のコンディションもメンタルも良い」と8日の試合への期待を言葉にした。
練習後、鈴木実沙紀選手、日向寺亜依選手、高野眞希選手、伊藤瑞萌選手、三村亜生選手の5人が、小田原市内の新玉小学校(小田原市浜町)を訪問。5年全員の33人の児童と、タグラグビーやパスゲーム、ラインアウトなどをして交流イベントを楽しんだ。選手が乗るバスが小学校内に入ると、5年生は声を上げて歓迎。選手も歓迎の大きさに驚きながらも笑顔を見せていた。
選手の自己紹介から始まった交流イベント。5年生が呼びやすくするため、5人の選手は、「みーちゃん」「あいちゃん」「まさちゃん」「みずほ」「サンちゃん」の愛称を胸に付けて参加。5年生からは「みーちゃんへパス」「サンちゃん。こっち」と親しみを持って呼ばれ、終始笑い声にあふれていた。
「来てくださってありがとう。楽しかった。また来てください」との感謝の言葉に、選手から「みんなの元気をいっぱいもらった。明日(8日)の試合はがんばりたい。ラグビーを楽しんでもらいたい」と返礼し記念写真に収まった。その後、一緒に給食を食べて親交を深め、5選手には33人の力強いファンが誕生した。
女子香港代表戦は、8日、小田原・城山陸上競技場で11時開場。12時キックオフ。入場無料。