小田原で商売を営む人たちで結成している「小田原あきんど会議」が9月13日、小田原のレストラン「えれんなごっそ」(小田原市風祭)で今年度の総会を開いた。
「小田原のまちづくりについて考え、時代や未来にふさわしい政策の提言やその実現に尽力することを目的」に活動する同団体は昨年8月、37人の有志で結成された。現在のメンバーは45人。
今回の会議ではこれまでの事業活動報告や決算報告、翌年度の事業計画などを発表したほか、ゲストに加藤憲一小田原市長を招き新しいまちづくりのあり方について議論を行った。
そのほか、共同開催として同団体が主催している「いもこじ朝会」の同窓会も行い、これまでの参加者約40人が出席し活発な意見交換を行った。「いもこじ」は、小田原ゆかりの二宮金治郎が疲弊した農村を復興する際に「芋こじ会」を催したことに由来しており、芋を洗う際に芋同士がぶつかりあって互いが磨かれることを意味する。
同団体代表の中戸川洋さんは「日本全体の大変換期にあたって、この小田原も大きく変
わろうとしている。これからは真の民意を行政に反映させるべく自ら行動し、新しい小田原を創るために市民ととも協働して行きたい」と話す。