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小田原で「黒田侯爵と夏目漱石の漢詩を詠む漢詩吟詠会」 生誕150年で

黒田長成の漢詩集「桜谷集」

黒田長成の漢詩集「桜谷集」

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 旧黒田侯爵家の小田原別邸だった小田原邸園交流館「清閑亭」(小田原市南町1、TEL 0465-22-2834)で9月30日、「黒田侯爵と夏目漱石の漢詩を詠む漢詩吟詠会」が開催される。

清閑亭の和空間で漢詩吟詠を楽しむ

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 今年は、夏目漱石と清閑亭の主・黒田長成侯爵が共に生誕150年であることを受けて開く。漱石の漢詩は中国語で吟じられており、小説と共に多くの書付が残されている。自分の感情や思索の跡を書き付けたのは、小説よりもむしろ漢詩のほうだったともいわれており、漱石の気持ちを知ることができる。

 当日は、住田笛雄さん(全日本漢詩連盟役員)、横溝藍鵬さん(朝翠流会長)、室橋幸子さん (谿谷流宗家)の3人の講師を招いて行う。当日が十五夜であるため「十五夜月待ち弁当」も用意。

 吟詠会に合わせて、蔵ギャラリーで夏目漱石や黒田長成侯爵の漢詩を、解説付きパネルで紹介する「夏目漱石・黒田長成、漢詩パネル展」(9月23日~10月9日・11時~16時・火曜定休)も予定。

 開催時間は15時~18時30分。参加費は2,500円(漢詩冊子、月待ち弁当付き)。定員は30人。申し込みは清閑亭で受け付けている。

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