箱根園水族館(箱根町元箱根)海水館は6月1日より、キングペンギンの赤ちゃんの名前の募集が始まった。
対象となるキングペンギンの赤ちゃんはオス1匹で、8月11日に1歳を迎える。
箱根園園地営業リーダーの稲葉さんは「園内のバイカルアザラシの公募をはじめとしてペンギンの公募も行ってみた。当初は6種34羽全てのペンギンの名前を公募する予定だったが、今回はキングペンギンのヒナのみの公募とさせてもらった。公募を行うことでペンギンとの距離が一層近くなり、興味を持つようになる。子どもたちの記憶に少しでも残るような企画を今後も行っていきたい」と話す。
今回公募している1羽を除き、キングペンギンはオスがタケちゃん、ドンくん、今城主任、シルバの4羽、メスがヒメ、ユキちゃん、パタ子の3羽の計7羽。水族館公式で名前が付いているのは現在ではキングペンギンのみとなっている。
箱根園水族館のペンギンエリアには、キングペンギン、マカロニペンギン、ジェンツーペンギン、イワトビペンギン、ケープペンギン、マゼランペンギンの6種34羽が生息し、エリア内には各種ごとにコロニーを形成している。
「毎日の飼育は非常に大変だが、子どもを育てる親心のような感覚になり愛着がわく。そうしたヒナやペンギンたちの生活が最高のコンディションであるよう、彼らの食・住が、限りなく自然界に近い環境であるよう日々努力を重ねている」と箱根園水族館飼育員の今城悠二さん。
応募締め切りは7月15日まで。採用された名前の発表は7月31日を予定。