湯河原町にこだわりの豆腐店-元会社員がその魅力に引かれ開業

こだわりの豆腐店「湯河原 十二庵(じゅうにあん)」

こだわりの豆腐店「湯河原 十二庵(じゅうにあん)」

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 湯河原町に10月16日、地元の天然水を使った豆腐店「湯河原 十二庵(じゅうにあん)」(足柄下郡湯河原町宮上、TEL 0465-43-7750)がオープンする。

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 店内の広さは約11坪。売り場からは製造場がよく見える作りになっており、時間によっては湯葉を揚げている様子などを見ることができる。素材には特にこだわり、国産大豆と海精にがり、水は湯河原の水を使い、一部の商品にはあまり出回っていない大豆も使用しているという。

 商品は、湯豆腐などに適した堅くてかみ応えのある「江戸木綿豆腐」(160円)をはじめ、「きぬ豆腐」(160円)、「ひきあげ湯葉」(390円)、「刺身湯葉」(590円)など。中でも「寄せ豆腐」(300円)は、枝豆で有名な国産地大豆「秘伝」を使用しているため全体が緑色でなめらかな口触りと濃厚な甘みが特徴。

 店主の浅沼宇雄さんは「地元や農業に関わる仕事をしたいと思い昨年の夏に会社を辞め、その後の活動の中で出会った豆腐の可能性に引かれ、いつの間にか豆腐屋さんになっていた」と話す。「『食の安心』も目指しつつ、『おいしく、楽しく、まちおこし』を目標に頑張りたいと思っている」とも。

 営業時間は10時~18時。定休日は未定。オープニングセールとして今月16日~18日は全商品を特価で販売するほか、おからの無料配布、「豆乳おからドーナツ」の試食・実演販売などを予定している。

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