小田原城本丸広場で桜の開花に合わせて3月16日より行われていた「光に染まる夜桜~小田原城桜のライトアップ~」が4月7日に終了した。
LEDライト42台と12台のソーラーライトを駆使した小田原城と桜のライトアップ。多彩な色の光が作れるLEDライトの特性を生かした演出で、本丸広場を幻想的な雰囲気に包み込み、小田原城天守閣と夜桜の美しさを絵巻のように幻想的な世界を作り出した。
小田原城址公園の今年の桜は、開花後に気温の低い日が続いたため花を長く楽しむことができた。ライトアップの最終の週末にも、桜は満開から散り始めの状態で、散る桜に光が当たり美しい夜の花吹雪となった。
小田原城総合管理事務所の二見典克さんは「桜のライトアップも今年で2回目。毎回好評で、小田原城と桜の美しさを楽しんでいただいている。ライトアップ最終の週末の土曜には多くの来場者でにぎわいを見せた。これからも小田原城の魅力をアピールしていきたい」と話す。