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箱根「山のホテル」でツツジとシャクナゲ咲き誇る 貴重な品種「白錦」も

縁が不規則に切れ込んだ二重咲きの白い花が特徴の「白錦」

縁が不規則に切れ込んだ二重咲きの白い花が特徴の「白錦」

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 「小田急 山のホテル」(箱根町元箱根、TEL 0460-83-6321)の約30種3000株のツツジと300株のシャクナゲが順調に色づき始め、園内では4月27日より「つつじ・しゃくなげフェア2019」が開催されている。

「小田急 山のホテル」を代表する光景

 「山のホテル」は、かつて岩崎小彌太男爵の別邸。三菱の創始者である岩崎彌太郎の弟、彌之助の長男で三菱4代目社長。1916年に三菱合資会社社長に就任し、各事業部を分離独立させて一大企業集団を形成。「技術の三菱」の名声を築いた人物。

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 岩崎小彌太男爵は、ツツジやシャクナゲを使って一幅の絵のように別邸の庭園を作り上げた。シャクナゲの中には、男爵が留学先のイギリスから取り寄せたものもあり、それらは日本で最初に輸入された西洋シャクナゲともいわれている。

 2016年から実施している「ツツジ・シャクナゲの品種調査」で、学術的にも貴重な品種が数多く存在していることが解明された。縁が不規則に切れ込んだ二重咲きの白い花が特徴の「白錦(しろにしき)」や、淡紅の地色に濃紅の絞りが入る花で、江戸時代の園芸書に既にその名が記されている「飛鳥川(あすかがわ)」などが含まれている。

 今年も順調に色づき、富士山や芦ノ湖との競演が楽しめる。ツツジの見頃は、5月上旬~中旬。シャクナゲの見頃は、5月上旬~下旬。「つつじ・しゃくなげフェア2019」は、9時~17時。庭園見学料は800円(ツツジ開花中、小学生以上)。5月下旬まで。

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