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大雄山線「初詣臨時電車」の運行取りやめ 最乗寺でも分散参拝を呼び掛け

大雄山線「初詣臨時電車」の運行を取りやめ

大雄山線「初詣臨時電車」の運行を取りやめ

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 伊豆箱根鉄道は、新型コロナウイルス感染拡大防止を考慮して、大雄山線(小田原駅~大雄山駅)で予定されていた「初詣臨時電車」の運行を取りやめる。

「参詣鉄道」と呼ばれていた伊豆箱根鉄道・大雄山線

 これにより12月31日の最終電車は、上りの小田原行きが大雄山発22時38分、下りの大雄山行きが小田原発23時12分となる。元日の始発電車は、上りの小田原行きが大雄山発5時26分、下りの大雄山行きが小田原発5時50分になる。

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 伊豆箱根鉄道では、「長年運行してきた初詣臨時電車の運行が今年は中止となってしまったことは非常に残念。三が日には参拝客の集中が予想されるので分散して参拝いただければ」と呼び掛けている。

 大雄山線が開通したのは1925(大正14)年。参拝者の交通手段として計画された。設立当時は大雄山最乗寺が筆頭株主で、参拝する人々も株主になった歴史がある。当時は「参詣鉄道」と呼ばれた。現在でも初詣には多くの人が参拝している。

 大雄山最乗寺は開創600年で「天狗のパワーが棲(す)む処(ところ)」として知られている。初詣については、分散参拝の協力を要請するほか、祈とう所へ入場して特別祈とうする場合、願主は1団体1人とし、お堂の鳴らしものや手水おけの柄杓(ひしゃく)も撤去する。「パワースポットめぐり」は12月25日から2月2日まで中止。併せて、1月14日に予定していた「どんど焼き」も今年は行わないことが決定している。

 大雄山最乗寺では「分散参拝や静かな参拝、オンラインショップを利用した御札の購入などを検討していただければ」と話す。