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小田原のひもの店が「メザシおいしいですよ」と呼び掛け 素朴な味を生かして提供

春の季語でもあるメザシ(撮影=和田茂幸さん)

春の季語でもあるメザシ(撮影=和田茂幸さん)

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 小田原の「ひもの屋半兵衛」(小田原市早川、TEL 0465-42-9755)を運営する大半商店四代目の椙崎晃久さんは「メザシのおいしさを多くの人に味わってもらいたい」と呼び掛けている。

「アトリエキッチン鎌倉」代表の和田茂幸さん

 派手さはないが味わい深いメザシ。イワシ類を束ねて乾燥させたもので、価格が安いため庶民の魚として食べられていた。椙崎さんは「大半商店の創業者・椙崎半兵衛とトメ夫婦も、夕食はほとんどメザシだったという。自分たちで食べていたのでできる限りおいしく作ることに努力。その技が現在に受け継がれているのでおいしい」と話す。

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 四代目の椙崎さんの妻・かなさんもメザシ好き。「素朴な味わいだけれど食が進む。私もメザシを入れたお弁当をよく作る」と話す。実は、かなさんはスタジオジブリ作品「となりのトトロ」に登場するメザシ、梅干し、さくらでんぶ、豆で作る「サツキの弁当」をヒントにした「メザシ弁当」が得意。家族からも喜ばれているという。

 「ひもの屋半兵衛」のメザシをおいしいと評価する一人が「アトリエキッチン鎌倉」代表 の和田茂幸さん。ワークショップ、料理教室、レストラン事業などを通して、「食のライブハウス」をコンセプトにした空間を提供するビジネスを立ち上げている「食」のプロ。「なによりも塩加減が良い。魚のうま味が感じられておいしかった。真空で鮮度管理もしっかりとしていた」と評価する。

 椙崎さんは「とても不思議なメザシの魅力。味わえば味わうほど好きになる。これからもおいしいメザシの提供を続けたい」と話す。

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