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小田原漁港で「マグロ三昧丼」 小田原名物アジをフライにした定食も提供

かしわ水産で提供している「かしわまぐろ三昧丼(1,980円)

かしわ水産で提供している「かしわまぐろ三昧丼(1,980円)

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 小田原漁港近くにあるマグロ専門店「かしわ水産」(小田原市早川1、TEL 0465-20-3307)が「かしわまぐろ三昧丼」「アジとマグロのフライ定食」を提供している。

小田原漁港で水揚げされたアジとマグロをフライにした「アジとマグロのフライ定食」(1,500円)

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 2代目店主の柏木雄介さんは「この季節はミナミマグロ、バチマグロ。それに小田原名物のアジがお薦め」と店頭で威勢良く呼び掛ける。

 1961(昭和36)年に、柏木さんの父である柏木繁輝さんが創業した「かしわ水産」。20年修業した鮮魚仲買商からカジキマグロ部門を譲り受ける形で独立した経緯があり、マグロを得意とする問屋として事業を営んだ。マグロや遠海ものは三崎・焼津・清水・豊洲、近海ものは小田原漁港から仕入れている。

 2代目の柏木さんは、2016(平成28)年3月に小田原漁港の近くに「新鮮なマグロを味わえる店」として「かしわ水産」をオープン。当時は4種類のマグロが食べ比べできるメニューが話題となり店頭はにぎわいを見せた。

 マグロをさばく手を休めて「今は、『かしわまぐろ三昧丼』(1,980円)がお薦め。ミナミマグロの、ハチの身・大トロ・中トロ・カマトロと、バチマグロの、赤身・中落ちを丼で味わってもらえる」と話す。

 「アジとマグロのフライ定食」(1,500円)も好評だという。柏木さんは「せっかく小田原に来たのでアジを食べたいという声も多く、港に水揚げされたばかりの新鮮なアジと、当店自慢のマグロのフライを定食にして提供している」と笑顔を見せる。

 「早く安心できるようになり、港がにぎわうことを願っている。それまでは港の味を守り抜く」と柏木さん。マグロをさばく手にも力が入る。

 営業日と営業時間は、月曜・土曜=10時30分~14時30分、日曜・祝日=9時~14時30分。

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