「湘南ベルマーレフットサルクラブ」を運営する小田原スポーツマーケティング(大井町上大井)は、8月30日付けで奥村敬人監督が健康上の理由で退任し、後任に現在監督代行を務めている伊久間洋輔コーチの監督就任を発表した。
6月下旬頃から体調を崩し療養に専念していた奥村監督。シーズン途中ながら体調を完全に回復させること優先して退任を決意。「志半ばでチームを離れることは本当につらい。自分にとって今一番大切な体調を完全に回復させることを優先したい。後任の伊久間新監督は、選手時代から今までずっと共に戦ってきた戦友。サテライト、ユースからトップで活躍した選手を育ててきた功労者。自分がいない間指揮をとってくれた試合でも素晴らしい采配で勝利に導いてくれている。安心してチームを任せられる」とコメントする。
伊久間新監督も「奥村前監督とは、チーム創設から共に戦ってきた仲間。これからもクラブを発展させていくために、ずっと一緒に働きたい。中断期間前の4試合を代行として指揮したが、奥村前監督の目指していたゲームコンセプトが浸透していて、選手たちが躍動する姿に感動した。奥村前監督をはじめ歴代の監督が積み上げたものを引き継ぎ、さらなる高みを目指して頑張っていく」と意気込みを見せた。
「小田原アリーナ」を拠点に、西湘地域3市8町(小田原市、南足柄市、秦野市、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町、箱根町、真鶴町、湯河原町)をホームタウンとする「湘南ベルマーレフットサルクラブ」。伊久間新監督の下で「共に前進」「笑顔の連鎖」を大切にしてFリーグに参戦していく。