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富士屋ホテル 旧御用邸 菊華荘で「献上御膳」 朱塗りの重ね箱に秋満載

富士屋ホテル 旧御用邸「菊華荘」で秋の季節感を表現した「献上御膳」

富士屋ホテル 旧御用邸「菊華荘」で秋の季節感を表現した「献上御膳」

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 富士屋ホテル(箱根町宮ノ下、TEL 0460-82-2211)旧御用邸「菊華荘」の厨房(ちゅうぼう)を預かる大石孝料理長が、旬の素材を使い華やかな朱塗りの重ね箱に秋の季節感を表現した「献上御膳」を提供している。

純日本建築の落ち着いたたたずまいと宮廷建築家の優れた技能が生きている富士屋ホテル 旧御用邸「菊華荘」

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 富士屋ホテル旧御用邸「菊華荘」の歴史は、1891(明治24)年に明治天皇の第8皇女子の富美宮允子(ふみのみや のぶこ)内親王の誕生から始まる。避暑を目的に建てられた旧御用邸は、1895(明治28)年に完成。純日本建築の落ち着いたたたずまいと、宮廷建築家の優れた技能が息づいており、庭園の配置は伝統的な書院造りにならっている。

 富美宮允子内親王は、1910(明治43)年に朝香宮鳩彦(あさかのみや やすひこ)王と結婚し鳩彦王妃允子内親王となる。1923(大正12)年よりパリに滞在。当時フランスは、アール・デコの全盛期。その様式美に魅せられ帰国後に宮廷を建設した。これが現在の東京都庭園美術館本館である。

 1934(昭和9)年に高松宮家の別邸となり利用された。1946(昭和21)年に下賜(払い下げ)されて富士屋ホテの施設となった。この際に歴史ある建物の随所に菊の紋が残されていることから「菊華荘」と名付けられ、その歴史を今に伝えている。

 この空間で提供される日本料理の味を気軽に楽しめる昼食の新メニュー「献上御膳」。旧御用邸 菊華荘の落ち着いた雰囲気の中で、四季折々に移ろう日本庭園の景色を眺めながら味わう。先附の「萩豆腐」と「美味出汁の山葵(わさび)」から始まる献上御膳。献上箱膳(一)には、お造りとして「紅葉鯛」「戻り鰹とあしらい一式」。煮物炊き合わせは、「長芋」「南瓜(かぼちゃ)」「秋茄子」「もみじ麩(ふ)」「青味」を寄せる。

 献上箱膳(二)には、小鉢として「柿と菊菜の白和え」と「菊花と笹身の胡麻よごし」。焼き物は、「細巻き玉子」「鴨ロース煮」「砧巻き」「生麩蒲焼き」「蓮根(れんこん)煎餅」「零余子(むかご)」「秋刀魚柚庵焼き」を「酢取茗荷(すどりみょうが)」とともにそろえるほか、揚げ物に「海老」「丸十(=さつま芋のてんぷらのこと)」「占地(しめじ)」「藻塩」を用意。食事は「茸ご飯」で、二種盛り合わせの香物。留椀には「赤出汁 粉山椒(こなざんしょ)」。季節の果物を水菓子にして提供。甘味は、栗善哉(ぜんざい)のあしらいとなる。

 営業時間は、11時30分~15時30分。料金は、5,000円。限定10食。

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