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久光重貴選手追悼試合「ヒサと共に。2021」開催 小田原城はライトアップでゴールドに染まる

久光重貴選手追悼試合「ヒサと共に。2021」で湘南ベルマーレを応援する三浦昌弘さん

久光重貴選手追悼試合「ヒサと共に。2021」で湘南ベルマーレを応援する三浦昌弘さん

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 肺がんを患いながらも湘南ベルマーレフットサルクラブの現役選手としてプレーを続けながら、がんの啓発や小児病棟への慰問など「フットサルリボン(Ring Smile)」活動を続け、多くの人に元気を届けてきた久光重貴選手の追悼試合「ヒサと共に 2021」が9月18日にレモンガススタジアム平塚で開催された。「湘南ベルマーレフットサルクラブ」は「小田原アリーナ」を拠点に、西湘地域3市8町(小田原市、南足柄市、秦野市、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町、箱根町、真鶴町、湯河原町)をホームタウンとしている。

タイムぎりぎりのラストプレーで大橋祐紀(#17)がヘディングでゴールを揺らして 湘南1-1福岡 に

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 「フットサルリボン」を通して多くの方々に元気を届けてきた久光選手。その思いをクラブとして継承。併せて「ONE BELLMARE!!」に基づきサッカーとフットサルの垣根を越えて「ヒサと共に。2021」の追悼試合が「明治安田生命J1リーグ」第29節・湘南ベルマーレvsアビスパ福岡のゲームで開催された。

 ゲームは、福岡のフアンマ デルガド選手(#9)のPKで1点先制を許した湘南。重いゲーム展開が続くも、タイムぎりぎりのラストプレーで大橋祐紀選手(#17)がヘディングでゴールを揺らして 湘南1-1福岡 でゲームを終えた。

 小田原在住の三浦昌弘さんは「ヒサと共に。2021」の追悼試合に応援で参加。「ヒサのためにも負けられないゲーム。台風による雨と風はゲームが始まる直前に止み、終盤になんとか同点に持ち込むと再び降り始めてきた。勝ちたかったが負けではないので良かった」と振りかえる。小田原から応援に駆けつけたファンは「まるでヒサのために雨と風がやんだように思う」「最後の最後に神風が吹いて同点ゴール。涙止まらない」と話す。

 9月18日は世界小児がん啓発キャンペーン「Global Gold September Campaign」開催期間。湘南ベルマーレフットサルクラブの上原拓也選手(#12)と藪内諒也選手(#8)が会場内でゴールドリボンを付けて募金活動を行った。

 小田原市は「ヒサと共に。2021」に賛同。世界小児がん啓発キャンペーン「Global Gold September Campaign」と連携して「小田原城ライトアップ(ゴールド)」を18日の19時30分から行った。小田原城が幻想的なゴールドの光に輝き「ヒサ。ありがとう」の声も聞こえた。

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