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湯河原で「こども伝統文化体験」 盆栽と茶道を通して日本の心の継承目指す

現代の生活に合わせた盆栽づくりを体験する「子ぼんさい体験」の様子

現代の生活に合わせた盆栽づくりを体験する「子ぼんさい体験」の様子

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 湯河原で日本の伝統文化「盆栽」と「茶道」に触れて、おもてなしの心を感じてもらう「湯河原 こども伝統文化体験」が、12月26日に「ニューウェルシティ湯河原」(熱海市泉)で開催される。主催は、ひと・まち・ライフ・デザイン協会。文化庁が推進する「こどもたちのための伝統文化の体験機会回復事業」の一環。

茶道を楽しく学べる「はじめての茶道体験」の様子

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 日本の伝統文化である「盆栽」「茶道」を通して子どもたちの心を豊かにし日本人らしさや誇りを持ってほしいとの願いで開く。「子どもたちの驚きや発見を期待しイマジネーションを広げる糧になることも視野に入れている」という。「茶道」と「盆栽」の体験をプログラム化して行う。

 「はじめての茶道体験」は、茶道を楽しく学ぶ絵本「おしゃれさんの茶道はじめて物語」(淡交社出版)の著者で、絵本作家の永井郁子(裏千家 茶名中林宗郁)さんを招いて行う絵本の読み聞かせプログラム。映像によるお茶道具の解説、お点前のデモンストレーション、子どもに分かりやすく茶道を伝え、菓子と抹茶を振る舞う呈茶も行う。開催は10時~11時、14時~15時の2回。各回30人(小・中学生限定)。

 「子ぼんさい体験」は、多くの人が盆栽を楽しめるように体験ワークショップ「万葉子ぼんさい」を推進するグループの五島かりやさんと中島由里子さんが講師を務めて開く。伝統文化の盆栽を次世代に伝えるため、現代の生活に合わせたスタイルに変化させている。開催は、9時30分~10時30分、11時15分~12時15分、15時30分~16時30分の3回。各回30人。

 ひと・まち・ライフ・デザイン協会は「より多くの子どもたちに日本に伝わる文化の良さを理解してもらえればうれしい。ぜひ参加を」と呼び掛ける。

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