神奈川県西部地区を主な商圏にするジーンズショップ「Denimman(デニムマン)」が、2月5日にキャンピングカーによる移動店舗で販売と修理を続けて6周年を迎える。
キャンピングカーによる移動店舗「Denimman(デニムマン)」6周年記念ノベルティーのイラスト
ジーンズの販売と丈直しから穴あきなどの簡単な修理をその場で行う「Denimman」。適切なジーンズやパンツを選ぶコンシェルジュサービスが好評で常連の購入者から喜ばれている。
スタートしたのは2016年。店主の新倉健一郎さんが小田原市内のジーンズショップで習得した技術と経験を生かしてスタートさせ、新業態として注目された。「でも実は・・・」と新倉さん。「50歳を目前に突然の失業のピンチに直面し、今までの経験と少ない資金でできることを必死で考えた末に行き着いたのがキャンピングカーによる移動店舗。商品とミシンを積んでお客さんを求めて走り出した。決して夢のあるスタートではなかった」と当時を振り返る。
その後、徐々に知られるようになり、横浜や東京から来店するリピーターも多くなった。感謝の気持ちを込めて周年企画としてノベルティーのトートバッグを用意。新倉さんは「今までの周年企画に依頼していたサムズアップデザインの岡村健二郎さんにイラストを依頼。とても良い作品ができている」と話す。
移動店舗の場合、出店する場所の確保が重要になるが「新型コロナの影響でイベントが中止になる中でも出店場所を提供していただいている。アッシュエム、シーグリーンカフェ、sotosotodays、BLENDなど恵まれた場所に出店でき感謝している。これからもジーンズ好きの人々に寄り添って、販売・修理・コンシェルジュを続けていきたい」と話す。