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大橋史明写真展「森とともに生きていく~箱根登山鉄道の世界~」 東京と大阪のキヤノンギャラリーで

2020年春に車両の検査を受ける100形電車と修繕をする人たちにレンズを向けた(撮影=大橋史明)

2020年春に車両の検査を受ける100形電車と修繕をする人たちにレンズを向けた(撮影=大橋史明)

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 箱根登山鉄道にレンズを向け続けている若手写真家の大橋史明さんが、7月に東京・銀座、10月に大阪・中之島で写真展「森とともに生きていく~箱根登山鉄道の世界~」を開く。会場はいずれもキヤノンギャラリー。

箱根登山鉄道を撮り続ける若手写真家の大橋史明さん

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 大橋さんは、1996年滋賀県大津生まれ。2018年東京工芸大学芸術学部写真学科卒業。2014年から箱根登山鉄道の撮影を開始。卒業時に写真集「Tozan」を出版。2016年6月に「NARAYA CAFE(ならやカフェ)」ギャラリーで写真展「登山電車ばんざい」、2022年3月には早雲山駅で「絶景!! 登山鉄道の四季」を開催している。2021年からは小田急箱根ホールディングス(小田原市城山1)が運営する「箱根ナビ」の写真を担当。箱根登山鉄道を撮り続けた写真は10万枚を越えているという。

 今回、発表するのは、2020年春に箱根・入生田(いりうだ)の検車区で車両の検査を受ける100形電車を撮影する機会に恵まれ、車体から人の手で大小様々な部品が取り外され、ていねいに補修をされて再び組み立てられるという過程を撮り続けた作品。大橋さんは「それはとても刺激的で美しい体験だった」と振りかえる。

 「分解された部品や車体の細部に目を向けると、これまでの時間の積み重ねによってできた模様をたくさん見つけることができた。それは、まるでこの電車が過去の箱根の自然や人々と共に過ごしてきた記憶の断片のように感じられた」と話す。

 出展作品で車両が生きているように描かれている点が見どころ。大橋さんは「車両の修繕作業は、今までに数え切れないほどの人によって受け継がれ、そして、箱根に登山電車が走る限り、これからも脈々と続けられていくことになる。そのような思いで見ていただければ」と呼び掛ける。

 キヤノンギャラリー銀座(中央区銀座3)=7月12日~23日。キヤノンギャラリー大阪(北区中之島3)=10月4日~15日(いずれも日曜・月曜休館)。

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