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地域循環型農業に挑戦する「春夏秋冬」から今年も「樹成り完熟」発送始まる

地域循環型の農業を目指している「春夏秋冬」の「樹成り完熟」で作られた梨の出荷始まる

地域循環型の農業を目指している「春夏秋冬」の「樹成り完熟」で作られた梨の出荷始まる

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 地域循環型の自然養鶏を行う「春夏秋冬」(小田原市久野)が4年前から栽培している梨の出荷が8月後半から順次始まった。

棚栽培で「樹成り完熟」の梨づくりが可能に

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 「なぜ順次なのか」。その答えを春夏秋冬の檀上貴史さんは「梨づくりでこだわったのは『樹成り完熟』の梨の栽培と出荷。完熟まで収穫せずに木に付けたままにし、おいしい梨になったところで収穫しその日に発送する。果汁があふれる梨のおいしさを味わってもらいたいと思うので順次発送になる」と話す。

 春夏秋冬の梨は「根性梨」や「幸運梨」と呼ばれることも。「豪雨、強風、猛暑を乗り切った根性のある梨。私自身も梨に勇気づけられている」と檀上さん。春夏秋冬が出荷する豊水梨の特徴のもう一つは大きさ。「可能な限り、大きめの梨をこん包する。農家の直売ならでは、『完熟』と『大きさ』を味わっていただければ」と話す。

 当面、出荷するのは「豊水梨」。3キロで4,500円、5キロで6,500円、10キロで1万1500円(送料・代引き手数料含む)。注文は、春夏秋冬のFacebook内のメッセンジャーかコメントで受け付けている。

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