彫刻の森美術館(箱根町二ノ平)で開催中の立川直樹さんプロデュースによる展示「Music Meets Art Vol.2 スーパーオーディオトーク&ライブ」最終日の10月16日に音楽プロデューサーの亀田誠治さんを招いてトーク&ライブが行われる。
「Music Meets Art Vol.2 スーパーオーディオトーク&ライブ」
2021 年夏に始まった「Music Meets Art 」。第1回は「ピンク・フロイド」をテーマに取り上げ、音楽とアートとの関係を分かりやすく展示・解説した。来館者からは継続した開催を望む声が上がり、これを受けて第2弾の開催が決まったという。
今回のテーマは、「サイケデリックの時代」。1960年代半ば過ぎに起きたサイケデリック・ムーヴメントは、ビートルズの「サージェント・ぺパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」の発売や、1969年のウッドストックの起爆剤となったモントレー・ポップ・フェスティバルでジミ・ヘンドリックスとジャニス・リン・ジョプリンのブレークへと導かれていく。この時代にイギリスではピンク・フロイドがレコードデビューを飾っている。ミュージシャンの周りには才能と夢を持ったアーティストが集まってきており、独特な輝きを放つレコードジャケットが作られていた。
立川さんは、この時代にスポットを当てる。「レコードジャケット展示」では、立川さんセレクトによる貴重なレコードジャケット152枚を展示。「キュレーターツアー」では、この時代のエピソードを話しながらサイケデリックな時代をひもといていく。
10月16日には音楽プロデューサーの亀田さんを迎え、立川さんと「ジャニスから始まりサイケデリックのムーブメント」をテーマに、アナログレコードを聴きながらスーパーオーディオトーク&ライブを楽しむ。
亀田さんが総合プロデュースしたミュージカル「ジャニス」、サイケデリック、サイケと考えるレコードジャケットやファッション(映像)、テクニクスのスーパーオーディオで聴くアナログレコード、ウッドストックやフィルモアなどの話を予定する。
開催時間は13時~と15時~の2回。会場は彫刻の森美術館 緑陰ギャラリー2階(丸太広場キトキ)。募集人数は150人。参加申し込みは10月14日まで、専用サイトで受け付ける。