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箱根登山バスが「桃源台~強羅路線」を新設 仙石原エリアへの移動が快適に

仙石原すすき草原を走る箱根登山バス

仙石原すすき草原を走る箱根登山バス

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 小田急箱根ホールディングスの箱根登山バスは、10月16日より「桃源台」から仙石エリアを経由して「強羅駅」とを結ぶ路線バス「桃源台・強羅線」の運行を行う。

「桃源台」から仙石エリアを経由して「強羅駅」とを結ぶ路線バス「桃源台・強羅線」の路線図

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 箱根ゴールデンルートとして知られるのは、箱根湯本駅~強羅駅は箱根登山鉄道。強羅駅~早雲山駅は箱根登山ケーブルカー。早雲山駅~(大涌谷駅経由)~桃源台駅は箱根ロープウェイ。桃源台港~(元箱根港)~箱根町港は箱根海賊船。箱根町港~箱根湯本駅が箱根登山バスの利用となり箱根を1周する。

 このルートを基本にしつつ、ルートから若干離れたエリアにも足を運び、箱根の魅力を体験する観光客や宿泊利用客も多い。そのエリアの1つが「仙石原エリア」。箱根町立箱根湿生花園、箱根ラリック美術館、ポーラ美術館、星の王子さまミュージアム、箱根ガラスの森などが点在。小田急ハイランドホテル、東急ハーベストクラブ箱根甲子園などホテルやリゾート施設も多い。仙石原すすき草原もあり秋の季節はにぎわいを見せる。

 仙石原エリアへの交通は、小田原駅や箱根湯本駅から桃源台までのバス利用が多い。一方で、箱根登山鉄道の利用者で強羅駅から仙石原エリアへ、桃源台港から仙石原エリアや強羅エリアへ移動する人もいる。現在の路線バスや施設めぐりバスの利用の場合、乗り換えが必要になるが、強羅駅から桃源台駅までの直通路線の運行で快適な移動が実現する。

 箱根登山バス・運輸部の佐野剛さんは「沿線には宿や美術館をはじめ、これから見ごろを迎えるすすき草原など人気のスポットが多い。新路線を利用して秋の行楽シーズンを楽しんでもらえれば」と呼びかける。

 路線名は「桃源台・強羅線」。路線記号は「TG」。運行経路は、桃源台~仙石高原~仙郷楼前~川向・星の王子さまミュージアム~仙石~俵石・箱根ガラスの森前~宮城野~強羅駅。運行本数は、平日=8本(4往復)、土曜・日曜・祝日=10本(5往復)。運賃は、大人=840円、子ども=420円(桃源台~強羅駅まで利用の場合)。箱根フリーパスの利用も可。

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