滑りにくい漁師用サンダル「ギョサン」を販売するマツシタ靴店(小田原市栄町)と、ボディートレーニングとケア専門店「小田原ケアセンター」(同)が連携して11月5日・12日・19日の3日間、「まちゼミ・かけっこトレーニング」を開催する。緑一番街商店会の「まちゼミ」企画。
小田原ケアセンターは、テーピング施術、パーソナルトレーニングやピラテス、チーム・スポーツ団体へのトレーナー派遣などを行うボディーケア専門店。創業メンバーの山本篤史さんは「開業が2019年。それより前から『ギョサン』に着目していた。その理由は一体化している構造」と話す。
子どもたちのスポーツ団体にトレーナーとして参加している山本さんによれば、「今の子どもたちは足の指を使うことなく成長している。指を使って地面を噛(か)むイメージで走ったり歩いたりすると足の裏の筋肉(足底筋群)も成長する。草履や雪駄(せった)を履くのも良いが、一体化して足にフィットし滑りにくいことからトレーニングに活用している」と話す。
まちゼミとして開催する「かけっこトレーニング」では、ギョサンを使って、足が速くなるように、正しく効率良く走るコツを伝える。併せて、足や指の大切さやセルフケアの方法なども紹介する。
開催時間は11時~と13時~。対象は小学生・中学生。参加者1人につき保護者1人の参加が必要。定員は毎回10人(最小催行人数は3人)。会場は第三区公民館。参加無料・教材費1,000円。