町立湯河原美術館(湯河原町宮上)が紅葉の見頃に合わせて12月2日~4日の3日間、庭園のライトアップと「ナイトミュージアム」を開催する。ミュージアムカフェ「and garden(アンドガーデン)」も期間中は夜間営業を行い、特別メニューを提供する。
この地を愛した画家や文学者たちが多く訪れている湯河原。同館では、近代日本画の竹内栖鳳や洋画家・安井曾太郎、三宅克己など湯河原にゆかりの作品を集めている。1998(平成10)年に老舗旅館を改装して開館したこともあり、庭園では自然の山々を背景に、桜、新緑、紅葉など四季折々の景色が楽しめる。特に庭園の池には、平松礼二画伯がモネ財団から譲られた貴重な「モネの睡蓮の株」が育成されている。
紅葉の見頃は例年12月の初め。これに合わせて紅葉のライトアップを行う。併せて、美術館も「ナイトミュージアム」として21時まで開館。併設するミュージアムカフェも特別メニューを用意。幻想的な中で作品を鑑賞し、空間を楽しめるようにする。
「もみじライトアップ&ナイトミュージアム」の開催時間は16時30分~21時(ナイトミュージアムの入館は20時30分まで)。美術館の入館料は、大人=600円(町民400円)、小・中学生300円(同200円)。