2018年芦ノ湖畔の箱根園で運航を開始した水陸両用バス「NINJA BUS（忍者バス）」が、まもなく5周年を迎え箱根の新しいアトラクションとしてリピーターも増えている。

「NINJA BUS（忍者バス）」

　新春の芦ノ湖畔は、新年を箱根で過ごす宿泊客や、箱根神社への初詣と箱根駅伝の応援などでにぎわいを見せ、箱根園を訪れる人も増加する。水陸両用バス「NINJA BUS（忍者バス）」では、芦ノ湖の魅力スポットを陸上と湖上の両方から巡るため乗客が増えている。

　子どもの乗客のほとんどが興味を持つのが小田原を拠点に活躍したとされる「風魔忍者」から命名された「NINJA BUS」のネーミング。忍者が使う忍術「水蜘蛛の術」のように陸からダイブして芦ノ湖の湖上を優雅に移動する姿に男の子の多くは「まさに忍者そのもの」と喜ぶ。女の子は女性船長の長澤美香さんへエールを送るという。長澤さんも時には「くノ一になりきり陸上と湖上を楽しく自在に走りまわっている」と笑顔を見せる。

　観光客、特に外国人観光客が少しずつ増えてきたことを肌感覚で感じている長澤さん。「寒い箱根ですが水陸両用NINJA BUSは毎日元気に運航。箱根神社の初詣や駅伝を見がてら遊びにきていただければ」と呼びかける。

　運航時間は、1便＝9時30分、2便＝10時10分、3便＝10時45分、4便～9便＝11時20分～14時10分（20分間隔）、10便＝14時50分、11便＝15時30分、12便＝16時10分。料金は、大人＝2,400円、子ども＝1,200円。