首都圏から箱根へ高速バス路線などを運行する「小田急ハイウェイバス」(東京都世田谷区)は、御殿場・箱根桃源台~箱根園~小田急山のホテル間で運行しているシャトルバス路線を、4月1日から「元箱根港」まで延伸し毎日5本往復運行する。併せて、箱根神社参道入口に「箱根神社」バス停を新設する。
これにより箱根桃源台~元箱根港間は、箱根海賊船による運航に加え、路線バスでも移動可能となる。新宿駅南口(バスタ新宿)やJR御殿場駅からの乗客は、箱根桃源台、箱根園、小田急山のホテルのいずれかからシャトルバスに乗り換えることで箱根神社や元箱根港まで行動範囲が広がる。
小田急箱根ホールディングス傘下の箱根登山バスも、土曜・日曜・休日に小田原・箱根湯本~元箱根港間を運行している「芦ノ湖ライナー」を同じく4月1日から箱根神社・小田急山のホテルまで延伸することを発表。小田原駅・箱根湯本駅からの乗客は箱根神社、箱根小田急山のホテルまで直行で移動できる。2路線の延伸運行により、箱根芦ノ湖畔エリアのバスによる旅行の選択肢が広がる。
小田急グループでは、箱根神社へのアクセスや芦ノ湖周辺の回遊性を高めることで、より快適な箱根周遊を実現させていくという。