見る・遊ぶ

箱根登山鉄道が「夏休みだ!登山電車親子見学会」初開催 限定24人の定員制

7月30日に初開催する「夏休みだ!登山電車親子見学会2023」

7月30日に初開催する「夏休みだ!登山電車親子見学会2023」

  • 0

  •  

 小田急箱根ホールディングスの箱根登山鉄道(小田原市城山1)は7月30日に「夏休みだ!登山電車親子見学会2023」を初開催し、予約を15日10時から「箱根登山電車 ONLINESTORE」で受け付ける。

入生田車両基地では各種の車両を見学できる

[広告]

 通常では入ることのできない箱根登山鉄道各施設のバックヤードを親子で見学し、体験できる「夏休みだ!登山電車親子見学会」。夏休みの学びの場となり、貴重な体験ができるイベントで、24人の定員制で開催する。

 入生田車両基地では、3000形「アレグラ号」の運転台見学やドア開閉操作などの乗務員体験、モハ2形108号の散水・特殊ブレーキの動作見学、定期検査中の1000形「ベルニナ号」の見学、車両の床下・車輪見学などを行う。

 入生田車両基地から早雲山駅までの移動の際には、入生田車両基地発「アレグラ号」1両の貸切列車を利用する。小田原駅から箱根湯本駅は小田急が運行しているため軌道は狭軌の1067ミリ。箱根湯本駅から強羅駅までは箱根登山鉄道が運行しているため、軌道は国際標準軌の1435ミリ。入生田車両基地は、箱根湯本駅より小田原駅方向にあり、この区間は狭軌と国際標準軌とが必要なためレールが3本引かれる「三線軌道区間」となる。ここを「アレグラ号」で移動する貴重な体験となる。

 早雲山駅では、路線距離1200メートルで高低差209メートルの勾配の中、ケーブルカーを巻き上げる早雲山駅ケーブルカー運転設備を見学する。見学会参加記念品も進呈する。

 箱根登山鉄道・鉄道部の松尾怜奈さんは「今回、親子だけで参加いただける車庫見学会としては初めての開催。乗務員体験や普段は入れないバックヤードに入れたりと、盛りだくさんの内容ですので、夏休みの思い出作りや自由研究のテーマに最適。ぜひ親子での参加を」と呼びかける

 集合は8時30分~9時の間に入生田車両基地(箱根登山鉄道入生田駅から徒歩5分)で受付。解散は早雲山駅で13時20分を予定。参加は小学生の参加者1人につき保護者1人の1組2人。募集人数は12組24人。参加料金は1組=1万円。参加申し込みは7月15日10時から「箱根登山電車 ONLINESTORE」で受け付ける。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース