「第31回 箱根クリーンアップ作戦」が7月19日に行われ、プリンスホテル系の宿泊施設やゴルフ場など8事業所で構成される「プリンスグランドリゾート箱根」のメンバー41人が清掃作業を行った。
プリンスグランドリゾート箱根が幹事社となり、箱根の町をきれいにして「リゾート箱根」の価値向上と観光客などに快適なリゾート空間の提供を目指している箱根クリーンアップ作戦。1992 (平成4)年に始まった「箱根一斉清掃」がルーツで、当初はプリンスグランドリゾート箱根のメンバーが箱根・芦ノ湖畔で行っていた。2010(平成22)年から賛同する施設の参加があり、合同清掃に拡大した。
本来ならば、プリンスホテルのほか、富士屋ホテル、小田急リゾーツ、藤田観光、箱根ホスピタリティーなど賛同する各社が参加して行うが、今回は悪天候や猛暑、施設内の改装やグランドオープンなどのため、今回のみプリンスグランドリゾート箱根の「ザ・プリンス 箱根芦ノ湖」「龍宮殿」「箱根園」「箱根園ゴルフ場」「箱根湯の花プリンスホテル」「湯の花ゴルフ場」「箱根仙石原プリンスホテル」「大箱根カントリークラブ」の従業員41人で行った。
従来と比べて粗大ごみのような大きなごみはなく、たばこの吸い殻や空ペットボトル、マスクなどが多く見られた。西武・プリンスホテルズワールドワイドの賀川陽介さんは「今年の夏は、多くの観光客が箱根を訪れることが予想されている。箱根をクリーンアップすることで快適にリゾートライフを楽しんでもらえるよう実施した。箱根での滞在が、思い出に残るようになれば」と話す。