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「弱虫ペダル」・藤田観光・小田急箱根が連携 ユネッサンでは「弱虫ペダルの湯」

4月17日に始まる「弱虫ペダルin箱根2023」のキービジュアルをアピールする箱根小涌園ユネッサン運営課の平賀聖鈴奈さん(左)と坪井茜さん

4月17日に始まる「弱虫ペダルin箱根2023」のキービジュアルをアピールする箱根小涌園ユネッサン運営課の平賀聖鈴奈さん(左)と坪井茜さん

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 TVアニメ「弱虫ペダル」、藤田観光、小田急箱根ホールディングスの3社がタッグを組んで、4月17日から「弱虫ペダルin箱根2023」を開催する。藤田観光からは箱根小涌園ユネッサンと宿泊施設の三河屋旅館や美山楓林、小田急箱根ホールディングスからは箱根登山鉄道や箱根海賊船などが参加する。

「弱虫ペダル」が箱根にやってくる

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 コロナ禍で来訪者数が減少し厳しい状況をしのいできた箱根。徐々に回復傾向にあるが、その経験から観光を持続的に活性化させる必要性を実感。「箱根」が聖地であるTVアニメ「弱虫ペダル」の協力を得て「弱虫ペダルin箱根2023」を開催し、作中の舞台の一つで「箱根」の魅力の再発見を目指す。

 TVアニメ「弱虫ペダル」は、週刊少年チャンピオン(秋田書店)で連載している渡辺航さんによる自転車ロードレースコミック。通称は「弱ペダ」。マンガやアニメが好きな高校生・小野田坂道が自転車競技部の仲間と出会い、ロードレースの世界で成長していく姿を描いた作品。小野田坂道が通う千葉県佐倉市にある「総北高校」とライバル校の神奈川県箱根町にある「箱根学園」や、京都府京都市伏見にある「京都伏見高校」が舞台となって物語が展開していく。

 「箱根学園」はロードレースの名門校という設定。「全員がエース」を合い言葉に箱根特有の坂道を生かした脚力が特徴。通称は「箱学(ハコガク)」。物語に箱根(はこね)の厳しい坂道が描かれているため聖地を探すファンの姿もある。

 藤田観光は、箱根小涌園ユネッサンで「弱虫ペダルの湯」「ユネッサン・ヒルクライム チャレンジ」「フォンターナ」でのコラボメニューや「ミーオモール」でのオリジナルグッズを販売するほか、箱根小涌園三河屋旅館や美山楓林に宿泊すると描き下ろし紙製カードキーケースを進呈する。

 小田急箱根グループは、小野田坂道たちが1年次のインターハイで走った箱根を巡る「箱根周遊スタンプラリー」を実施。指定の販売場所で「スタンプラリーブック」(1,650円)を販売。箱根エリアを中心に設置されたスタンプを全て集めるとイベント限定デザインの景品を「箱根小涌園ユネッサン」4階総合フロントで進呈する。

 箱根小涌園ユネッサンの神野天洋さんは「箱根観光の活性化を目指して3社が連携した企画。『弱虫ペダル』の舞台の一つである聖地『箱根』の魅力を再発見していただく内容。箱根学園、総北高校、京都伏見高校をイメージしたコラボ風呂『弱虫ペダルの湯』もお薦め。お風呂とロードバイクという、決して交わることのなかった2つが箱根小涌園ユネッサンで出会った。ぜひ来館していただければ」と呼びかける。

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