2021年に小田原に開店した持ち帰り専門の「鮨 き楽」(小田原市栄町1、TEL 0465-46-6779)が1月7日で3周年を迎える。
魚の品質と鮮度、仕入れにこだわり、厳選した赤酢と塩、米は新潟魚沼産のコシヒカリで握る「鮨 き楽」。特にマグロは「本マグロ」を使い、店主の鈴木健義さん自ら市場で仕入れている。味の良さから地域の人に知られるようになり、予約が必要な日も多い。
「鮨 き楽」を有名にしたもう一つが三が日営業。小田原にオープンするにあたり、開店日を1月7日に決定。より多くの方に知ってもらうため年末から年始にプレオープン期間を設定してPRに努めた。いつしか「三が日にも営業しているすし店」「お正月も開いている店」として認知されるようになった。
今年も年末~年始(~1月3日)にかけて開店し、店頭は連日にぎわいを見せた。鈴木さんは「お正月に本格的なすしを食べたいという方は意外に多い。そうした方々に吟味した食材を使ったすしを提供する。『食べていただく方にとって、今年が良い年であるように』と願って握る」と話す。
小田原在住の松下善彦さんも1月3日の来客用に予約をして購入。「来客へのもてなしとして用意。その方が負担に感じないリーズナブルな価格のものを選んだが、味は本格的で喜ばれた」という。鈴木さんは「喜んでいただくことに感謝をしてこれからも握り続ける」と意欲を見せる。
営業時間は11時~19時30分。水曜、第2・第4火曜定休。