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小田原の持ち帰り専門「鮨 き楽」 店内飲食コーナーで店主地元の日本酒提供

持ち帰り専門「鮨 き楽」店主の鈴木健義さん

持ち帰り専門「鮨 き楽」店主の鈴木健義さん

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 7月に入り小田原の持ち帰り専門「鮨 き楽」(小田原市栄町1)店内飲食コーナーの利用客が増えている。

「鮨 き楽」店内飲食コーナー

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 赤酢と塩、生本マグロ、魚沼コシヒカリにこだわり江戸前の調理法で本格的なにぎり鮨を提供する「鮨 き楽」。リゾートホテルで日本料理のすし部門を預かってきた店主の鈴木健義さんが19年の修業を経て一昨年2020年の暮れに独立開業した。

 鈴木さんは「修業時代に教わったとおり『良いネタを新鮮な内に仕入れていねいに調理』することに徹して商品を提供してきた。今年に入ってから常連客も増え、『持ち帰り鮨なのに本格的なので驚いた』との評価を頂くことが多くなった」と開業からの日々を振りかえる。

 ある日、鈴木さんは常連客から「店内飲食のコーナーで鮨に合う日本酒も味わいたい」との要望があったという。そこで鈴木さんは、自分の故郷・新潟県南魚沼市にある青木酒造の銘柄「純米吟醸 鶴齢(かくれい)」を、「創業は1717年。南魚沼地域で最も古い歴史のあるメーカー。私にとっては一番の銘柄」の言葉を添えて提供した。

 鈴木さんは「それ以後、ほぼ月に2回ほど定期的に来店していただいている。10貫がセットされた『おまかせ握り・桜』(1,980円)を鶴齢とともに味わっていかれる」とうれしそうに言葉を続ける。

 城下町小田原の持ち帰り専門鮨店の、ほんの3席の小さな店内飲食コーナー。「共稼ぎの若いご夫婦が1カ月に1度、寄られて夕食をここで済ませている。大阪から小田原の工場に出張で来られる方はホテルに入る前にこのコーナーで夕食をしていく。その方は『持ち帰ってホテルにチェックインしてから食べるのでは味けない。握ってくれたご主人がいる店内の方がおいしい』と話してくれる。その言葉を聞いただけで私はうれしい」と笑顔を見せる。

 営業時間は、月曜・火曜・木曜=15時~21時、金曜~日曜・祝日=11時~21時。水曜定休。

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