伊豆箱根鉄道は、大雄山線小田原駅の副駅名権(ネーミングライツ)スポンサー契約を奥津建材(小田原市桑原)と締結し、9月26日、加藤憲一小田原市長を招いて除幕式を行った。
今回、副駅名権を締結した奥津建材は総合建設業を営み、建材販売も行う地元企業。「安全・安心」を誇りとしており、伊豆箱根鉄道が属する西武グループの行動指針「安全・安心を何より優先」と相通じるものがあることも踏まえ副駅名権を獲得。副駅名を「小田原とトモに。」とした。
大雄山線の副駅名は、下田組が締結した大雄山駅の副駅名「夢をカタチに。」(契約期間=2月14日~2026年2月13日)、足柄香粧が締結した相模沼田駅の副駅名「足柄香粧(株)最寄駅です」(同=7月29日~2026年7月28日)に続く3駅目で小田原市内では初。
除幕式に参加した加藤市長は「大雄山線は沿線住民になくてはならない存在で、地域の皆さまに愛されている。私も子どもの頃に乗っていた。伊豆箱根鉄道も奥津建材も双方、安全安心を心がけている。これからも沿線地域に愛されるよう願っている」とあいさつした。
伊豆箱根鉄道の三田香織さんは「大雄山線も奥津建材も地域と共に歩んできた。この締結を機に、共に地域を今後も盛り上げていきたい。副駅名に注目してもらえれば」と呼びかける。