地域福祉活動サークル「小田原ゆとり塾」は、小田原で避難生活を送る被災者のための義援金を集めている。
現在、小田原市では福島県からの2世帯11人を小田原アリーナ(小田原市中曽根)で受け入れている。当面の生活費があり健康状態も良好であるため、対応は市職員で行うという。今後は避難者が増えることが想定される。
同サークルは2000年に発足した。Jポップを手話で歌う公演など、障害者と健常者とが一緒に活動している。災害支援活動は初の試みだが、小田原市と連携し「避難生活を強いられている方たち、特にかばんも持たずにやって来た子どもたちのために役立てる」と代表の片山康子さん。
募金箱は片山さんが働く「片山精肉店」(小田原市荻窪、小田原市役所前)の店頭に設置している。期間は3月末までを予定。