学ぶ・知る

秀吉の通った古道「関白道」をたどる山歩きイベント、箱根で開催

ルートには広葉樹やブナの森が広がる

ルートには広葉樹やブナの森が広がる

  • 0

  •  

 秀吉が開削したといわれる「関白道(かんぱくみち)」をたどりながら箱根の山を観察する山歩きイベントが開催される。

[広告]

 主催は「小田原山盛の会」。同会は間伐材を使った木工品作りなど、環境に配慮する活動も行っている。「関白道」は戦国時代の小田原合戦の折、関白秀吉が開削したといわれ、箱根町の芦川宿から一夜城まで、現在の有料道路ターンパイクに沿うように続いていたとされる。この道を歩きながら歴史と自然に触れ、一日かけてゆっくり観察する。

 同イベントには元強羅公園園長で博物学者の田代道彌さんが同行し解説する。同会は関白道の調査・整備を2008年から本格的に行っており、観察会も3年目を迎える。5月24日実施のコースは既にキャンセル待ちの状態だが、7月23日のコースには定員に余裕がある。

 事務局の川島範子さんは「箱根の山はいろいろな楽しみにあふれている。歴史と自然に接するひとときをぜひ楽しんでほしい」と話す。

 7月23日は、ターンパイク料金所から白金山、三所山、湯本白銀林道を得て小田原駅に戻る予定。定員は27人で先着順。費用は1,500円(保険料、バスチャーターを含む)。申し込みは同会(TEL 0465-36-4815)まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース