小田原の「板橋地蔵尊大祭」参拝者でにぎわう-年2回の開帳で

正面の本堂に向かう参拝者でにぎわう境内

正面の本堂に向かう参拝者でにぎわう境内

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 小田原の金龍山宗福院(小田原市板橋)で8月23日・24日、「板橋地蔵尊大祭」が開かれている。

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 同寺では1月と8月の年に2回「大祭」が行われ、本尊が開帳される。大祭は地元で「板橋のお地蔵さん」と呼ばれ親しまれている。23日は旧東海道の沿道に露店が並び、夜まで多くの人でにぎわった。

 本尊の「延命子育地蔵大菩薩(だいぼさつ)」の高さは3メートルあり、1569年に湯本の古堂(ふるどう)から現地へ移されたもの。弘法大師が北国へ向かう途中で彫ったと伝えられる。この祭りには「亡くなった身内とうり二つの人に出会える」「ろうそくをあげると故人が成仏できる」などという言い伝えもあるため、参拝者の奉納するろうそくが絶えることが無い。

 露店は23日のみで、24日にはゆっくり参拝する人の姿が見られる。

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