小田原の和留沢地区で8月27日・28日で、「そばの種まき体験」が行われた。
小田原市が取り組んでいる環境再生プロジェクトは、身近な環境を市民の力で育てる市民主体の活動。同活動のフィールドの一つである和留沢地区の農地では、そばの生産を行うことになった。
昨年、同地の所有者から小田原市に寄付された土地は長い間放置されていたもの。今年7月から一部の開墾と整地を行い農地として再生させた。
同活動の代表である岩越さんは「ここは福祉施設の人たちなどの活動の場となり、年配の地元農家の働く場にもなる。地域コミュニティを構築することで、経済が回っていく仕組みを作る」と話す。
今後は地元農家により手入れが行われ、秋に収穫祭とそば打ちを予定している。