「第88回箱根駅伝シンポジウム」が11月12日、恵比寿ガーデンプレイスで開催され、ソウル五輪メダリストの鈴木大地さんらがパネリストとして参加した。主催は関東学生陸上競技連盟。
「箱根、そして世界の頂点へ」をテーマに開催した同シンポジウム。第1部は鈴木大地さんの「オープニングトーク」。鈴木さんは1日1日頑張った時の自己採点法「頑張り度数」を紹介し、自ら書いていたノートを披露。「夢は描くもので、うなされるものではない。夢に向かって体のトレーニング、脳のトレーニング、心のトレーニングをして欲しい。いつか必ず果たせるから」と、スポーツで世界を目指す人へメッセージを送った。
第2部では鈴木大地さん、岡田正裕さん(拓殖大学陸上競技部監督)、実井謙二郎さん(日清食品グループ陸上競技部選手兼コーチ)、桜庭景植さん(順天堂大学大学院スポーツ医学教授)、大後栄治さん(関東学生陸上競技連盟駅伝対策委員長)らが「パネルディスカッション」を行った。指導者・選手に他競技の選手も交え、日本陸上界における箱根駅伝の果たす役割や、世界で勝つために必要なトレーニング方法などを語った。
第88回東京箱根間往復大学駅伝は、2012年1月2日、8時に読売新聞旧東京本社前をスタート。シンポジウムの様子は、11月30日の読売新聞朝刊に掲載。日テレG+(ジータス)でも放送予定。