小田原の飲食店を会場に11月26日、大規模合コンイベント「小田原コン」が開催された。
小田原駅前の飲食店8カ所で開かれた同イベント。30才代を中心に20~50才代の男女が参加した。多数は地元からの参加者で、なかには静岡県や都内からも来場した人もいたという。
事前に330人の申し込みがあり、当日の申し込みでさらに増加。合計約400人が集まった。参加者は各店に振り分けられイベントが開始。時間制で第3ラウンドまで設けられ、参加者はそれぞれ3店舗で合コンを楽しんだ。
出会いの場の提供だけでなく、まちおこしの取り組みとして発展した「街コン」。主催の安齋さんは「参加者には今まで知らなかった店に訪れて、地元で再発見をしてほしい。地元の飲食店にとっては、会場にすることでリピーターにつながりやすいというメリットもある」と話す。「小田原は駅前から郊外へ店舗が移行しているという現状があるが、駅前には新しく発展する可能性があると感じ、若い世代の経営者の賛同を得ることができた。今回を足掛かりにさらに発展させたい」とも。
次回の「小田原コン」は来年2月ごろを予定。飲食店での合コンに加えて、美容院やネイルサロンのサービスなど女性に楽しんでもらえるような企画を目指す。