南足柄市の「あしがら花紀行千津島地区実行委員会」が全国花のまちづくりコンクールで農林水産大臣賞を受賞し、10月24日、虎ノ門パストラルで(東京都港区)表彰式が行われた。
今年で18回目を数える同コンクールは、全国各地で取り組まれている花や緑による優秀な活動を顕彰し、広く紹介するために1991年から始まったもの。今回は市町村4件・団体1,105件・個人305件・企業44件、計1,458件の応募者の中から57人の入賞者が選出され、その中でも最大の栄誉とされる「花のまちづくり大賞・農林水産大臣賞」の団体部門として同委員会が選ばれ、石田祝稔農林水産副大臣より賞状と記念品が授与された。
「去年受賞を逃したので今年こそはと大賞目指して頑張ってきた。これからも次世代へとこの活動を引き継いでいきたい」(同市花紀行推進担当課長の古屋富雄さん)
同委員会の瀬戸良雄会長は「これまでの活動がこのような最大の評価を受け、非常にうれしい。今後も引き続き誇りを持って花による地域づくりを進めていきたい」と受賞の喜びを語った。