小田原市内のサイクルショップ「エンドウ商会」(小田原市扇町1)が4月1日、初心者にもスポーツサイクルを楽しんでもらおうと「山北お花見ツアー」を実施し、定員を上回る参加者があった。
近年、小田原近郊では、ロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイクなどスポーツサイクルを楽しむ人が幅広く増えてきている。海あり、川あり、山ありの土地柄、サイクリングのコースも変化に富んで楽しめることが背景にある。休日ともなるとチームでロードレースを楽しむ人々が、国道1号線を走行している。
同店では、事前にコースチェックをし、休息時間などを体力に合わせて設定。ヘルメットの準備やバイクの点検などをしてサイクルイベントを実施している。今回行われたイベントは初心者や初級クラスを対象にして実施。10時に小田原アリーナ駐車場に集合し、コースと安全を確認して山北鉄道公園までのサイクリングを楽しんだ。
同店チーフアドバイザーの遠藤貢太さんは「春を感じさせる陽気になり、これからがサイクリングの本番。小田原から酒匂川サイクリングロードを北上し山北鉄道公園まで片道約1時間半のサイクリングに参加者も楽しんでいた。山北の桜はまだつぼみ状態だったが、春を感じることができた。今後も、気軽に参加できるサイクリングイベントを継続し続けていきたい」と話す。