PC向けオンラインゲームを運営する「エヌ・シー・ジャパン」（東京都渋谷区）の社員で、ネットカフェを自転車で巡りPR活動をしているコーチャンこと國府田正司さんが5月24日、湘南を快調に走破した後、小田原に入った。

　東京・恵比寿をスタートして2日目。天気にも恵まれ、茅ヶ崎でPRを実施した後、海岸沿いに、平塚、大磯、二宮を通過して小田原市内に入った。酒匂川を通過したのが16時15分。小田原市内で今日2回目のPRをした後、宿泊。いよいよ明日は難関の箱根路への挑戦となる。

　「全国を自転車で走ってPRをする企画としてスタートしたが、予想以上に反響が大きくうれしい思いでいっぱい。メディアの人からの問い合わせだけでなく、ユーザーさんからの応援もあり感動している。自分の脚で走り続けて絆を広げていきたい」と意欲を見せる。

　折しも、国道1号線を自転車で走り、茨城県つくば市まで、使っていない自転車を届けながらチャリティーをしている方がいることを知ると、「どこかですれ違いますね。明日かもしれない。楽しみです。今、こうして走ってみて思いもかけないことがありうれしい」と喜びを隠さない。

　國府田さんは、サイクルロードレースの頂点である「ジャパンカップ」の前哨戦でのレースに参加した経験を持ち、実業団チームにも参加している。

　同社は、國府田さんの自転車での走行距離1キロごとに300円を義援金として寄付する。約8カ月間をかけ150店でPRを行い、47都道府県訪問も目指し目標走行距離は3000キロを予定する。