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二宮の老舗が伝統の手法で煮豆を作り続ける-薄味が受けてリピーターも

小田原で行われた朝市で好評

小田原で行われた朝市で好評

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 二宮の老舗惣菜店「越文」(二宮町二宮832、TEL0463-71-0526)では、創業以来の方法で煮豆を作り続けている。

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 同店の煮豆は国産の豆を鉄の釜で煮込み、合わせる野菜は手切りのため歯ごたえが優しいと評判。江戸時代から続く醤油屋の国産丸大豆醤油と伊豆大島の海水を太陽と風の力で乾燥させてつくる自然海塩で薄味に仕上げる。添加物は一切使用しない。

 初代よりの看板商品である「五目豆」(中サイズ・180グラム=525円)、甘さが控えめで風味豊かな「落花生の煮豆」(中サイズ・150グラム=525円)、落花生の五目山椒煮の「六花生」(中サイズ・150グラム=525円)の3品が売れ筋商品で、リピーターも多いという。

 「五目煮」は厳しい審査が行われる「ニッポンの食、がんばれ!セレクション」(産経新聞社、中日新聞社などが共催)に選ばれた。

 店主の越野治郎さんは「これからも伝統の手法で作り続けていきたい。ぜひ自然の作り出す味を体験してほしい」と話す。

 営業時間は10時~17時。日曜定休。

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