小田原城址公園で11月15日・16日、「農業まつり」が開催され家族連れでにぎわいを見せた。
同イベントは、「城下町おだわらツーデーマーチ」に合わせて行われたもので、会場には地元の農家グループ約30団体が出店し、「生産者と地域住民との相互理解と地産地消」をテーマに、キャベツ、トウモロコシなど取れたての地場産野菜の即売や農産物セリ市、ジャムなどの加工品の販売などが行われた。そのほか、もちつき・ポンマメの実演、乳牛の展示や牛乳の無料配布なども。
中でも、バター早づくり競争、十郎梅干しの種飛ばし大会などのイベントには親子で参加する姿が見られ、1位~3位の入賞者には小田原牧場アイス工房からアイスクリームなどの賞品が贈られた。
同市農政課の佐藤さんは「地元農家と地域住民が収穫の喜びを共有できて良かった。今後もこうしたイベントが農業の発展につながっていけば」と期待を寄せる。